去年は見る時季を逸してしまい すでに果実ができていました。
今年もやっぱりちょっと遅かったようです。来年こそ・・・
その名は セリバオウレン!
セリバオウレンには 雄しべだけの雄花をつける株 雄しべと雌しべ両方がある両性花の株
雌花をつける株 雄花と両性花をつける株とがあるようです。
早春に根茎から花茎を伸ばし 白い花を 3個 程つけます。
この時季に咲いて光合成をする点では春の妖精といわれる Spring ephemeral に似ていますが
葉は枯れずに通年あるのでちょっと違います。
去年の記事をご覧いただけると詳しいことが書かれていますよ。
・セリバオウレン すでに果実が・・・

セリバオウレン(芹葉黄蓮)は 本州と四国に分布し 山地の林内に生える
キンポウゲ科 オウレン属の小形の多年草。
草丈 10-30cm。花期 2?5月。花径 1cm 。
セリバオウレンは 日本海側に分布するオウレンに対して 主に太平洋側や西日本に多い変種だそうです。

白く花弁のように見えるのは萼片で 5-7個 の披針形。
その内側の黄色っぽく萼片より短いのが花弁で 9個 。
両性花には雌しべと雄しべとがあり 萼片や花弁は淡い黄色に見えます。
初め中央にある雄しべは花粉を出し始めると 外に向かって広がっています。

葉はすべて根生し 2回 3出複葉で小葉は更に深く 2-3裂 し 質は厚く セリの仲間の葉に似ています。
名前の由来は ここから来ています。
ここの葉は 枯れたように赤紫色になってしまっていてきれいな葉はありませんでした?
以上は両性花。

これは雄花! 退化した雌しべが花の中央にあります。赤い部分です。
雄花の雄しべも花粉を出す前は中央に集まっていて 花粉を出し始めると外に向かって広げていきます。
雄花もほとんど見ることができませんでした?

両性花にはこんな果実ができます。

セリバオウレン(Coptis japonica (Thunb.) Makino var. dissecta (Yatabe) Nakai) キンポウゲ科 オウレン属
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1番にコメントをありがとうございます。
アズマイチゲは花の下の歯の形がこうではなく 花の下に3つに切れ込みの入った葉が 3枚ついています。
ユキワリイチゲは 割と下の方にミツバのような葉があります。
ユキワリイチゲにもシロバナがあるのです。
コメントをありがとうございます。
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こんばんは。
>花弁が9個
ほんまかいな?なんと中途半端な数ですね。
TBさせていただきましたので、私のブログの解説用としてTBしていただけると助かります。

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花弁は9枚以上あるようですよね~
9枚のもありますが・・・
TB ありがとうございます。
こちらからも TB させていただきますね。
コメントをありがとうございます。
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見頃を過ぎている所為なのかイマイチ地味ですが、雌花は可憐ですね!

だんだん色んな花が増えてきて楽しみです!
[27362] 見果てぬ春の花
雄花は白いしべが可愛らしいですね。可憐です。
この花も儚げな印象ですが、冬の間も葉が枯れることなく
実はかなり逞しいのですね。たしかに、果実が膨らみつつ
ある姿を拝見すると、もはや儚げな様子は感じられなくて、
骨太のしっかりもののように見えます~(笑)
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見頃はそれほど過ぎていませんですよ~!
両性花はこんなものです~~!
雄花はちょっと過ぎていましたが・・・
去年よりは早いと思います。
小さなお花なので 地味ですね。
コメントをありがとうございます。
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雄花に関しては見頃がちょっとすぎた感じですが 両性花はこんなものです。
春の妖精のように冬にもしっかり葉をつけているとのことですが ここのは冬に見た時 葉っぱが見当たりませんでしたーー;
この時季にも葉っぱがほとんどありませんです。
去年はちゃんとあったのですが・・・・
もうすぐ枯れてしまうのでしょうかね?
来年は他の場所を探さなくっては!
コメントをありがとうございます。
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イチゲの白花はアズマイチゲだと思っていたのですが?
どうもアズマイチゲとユキワリイチゲの違いが解りません。